2008年01月27日

日本はまた「敗北を抱きしめ」ることになるのかねぇ。。

ついったーにメモったことをもそっと立体的に保管しとこう。この辺


メモ的に。極東ブログの米国バブル関連エントリとレポンのベーシックインカムエントリへのぶくま見ながら先日の東シンポへのつぶやきを思ったり。国家への信頼が損なわれる場面でアイデンティティがとわれるのか。あるいは市場への不安が国家へバックラッシュする

そこで現れるのはさらにベタなナショナリズムなのか(そういう意味でバックラッシュ)。まぁ、まだわかんないけど、市場の力の余波を受けボロボロになった国民感情の変化とか気になる。

短期的に中国に下る感じになるのかも。そのとき、プライドのようなものがくすぐられるのかな?アジア蔑視も絡めて


 最初に想定していたのはこの辺


はてなブックマーク - ベーシック・インカムを導入したらどうなるか試算してみる - reponの日記

okoppe8 実質BI導入が独身税導入と同じ意味を持つことがよくわかった。導入には制度だけでなく社会・文化面で大きな転換が必要になるだろうね。「恋愛<家族愛」「日本という社会への帰属意識」がキーワードか。



極東ブログ: 米国のインフレ懸念とか日本の団塊世代への歳出抑制が問題とかちょっと言いづらい

なんだかんだ言っても米国は人口が増大し、出生率も維持できている。そういうことが、ようするに経済的な意味での「信用」というものを支えている。とすれば、逆の日本にはそういう未来はないなと思う。
 というか、いかにも正義で語られている政治の話が、今の40代が日本で死ぬころ何をもたらしているだろう。


 reponのほうのエントリの数字とかはまだ追ってない。ぶくまコメ追ってると独身税ということで独身者にキツイことになるのかな?って印象なのでそのフレームで読んでみようとか思ってるけど。引用したぶくまコメントを見ながら、おひとりさまへの税金がひどくなると家族作りたくなるから家族とか税金(≠国家)とか改めて考えることになるだろうね、って感じなのかなとか思った。

 あと直接関係しないけど「金融不安 → バブルはじけて世界的な信用不安 → 不景気」な流れ関連で税金とか国家とか考え直す機会が生まれるんだろうなぁ、とか。そういう場面における「国家の正義」とか国家への帰属意識とかでいろいろ思うようになるのかもしれない。


 関連でちょっと前に東さんとか北田さんとか集まってシンポしたらしい。

思想地図シンポジウムのレポート - 学術会ブログ(仮題)

 でも、抽象的でよくわかんないなって印象があって参加した人についったーでいろいろ聞いてみたけどやっぱよくわかんなかった。東さんの目指すところがなにかわかんなかったり。宮台さんと同じように相対化し価値多様化社会の中で確たる信頼が欲しくてなにかを信奉しようと望む人をそれなりの指標を示して導くべき、的な話なのかもしれない。上記してきたことと絡めると「国家」とか「ナショナリズム」ってのはけっこう重要な課題になっていくのかもしれない。そういう意味では先見なのかもしれないけど東さんの話からは景気とか、実際に生活してる人のリアリティなんかが浮かんでこないんだよな (なのでよくわかんない


 日本のリアリティ、日本的行政システムがなぜ機能しないのか?、敗戦後のプライド関連だとこの辺とか思い出したり

日経 春秋(10/27) - finalventの日記

『抱擁家族』の30年後を描いた『うるわしき日々』。記憶を失っていく妻を家に残し外出した男は「これから10年をどう過ごすか」を思いかがみこんで泣く。手にしているのは大量消費社会を象徴する「コンビニの袋」。今の日本人にとって米国とは何なのか。小島さんの言葉を、もっと聞いてみたかった。

 つまり、戦後の日本の社会と民衆というのは、これなのだ。これを描き出すのが文学なのだ、と。

 米国という国に負けた民族としての日本人というものがコンビニ袋を捧げてしゃがんで泣く男そのものである。地べたに貼りついている日本人ですら敗戦の本当の屈辱を生きてきた。それをイデオロギー化すれば屈辱に反発したりそれを受け入れることを是とする倒錯になったりするだろう。しかし、その屈辱には平和と繁栄の奇妙な色合いもあった。

 

HPO:個人的な意見 ココログ版: [書評]敗北を抱きしめて Embracing Defeat

本書を読むまで、米軍の占領が戦後の日本に及ぼした影響の大きさがあまり自分で把握できていなかった。著者の指摘しているとおり、昭和20年の敗戦までの日本の軍国主義に続く米軍のあまりに圧倒的な支配によって、戦後の数年間に本来民主主義を学習し自分たちの間で「やればできるんだ!」という感覚を醸造できなかったという側面は確かにあるのだと思う。この想いは、自分自身を含む現代日本人を見るにつけ、あまりに深く腑に落ちていく。自分たちはなんと社会に対して無力であると自分を定義しているのか?社会や環境を変えること、人に働きかけることについて、いかに最初から諦めてしまっているか?ただただその無力感に打ちひしがれている。


著者が本書で展開し、私がここでこだわっているのは実は口承歴史(oral history)と公的歴史の差なのかもしれない。私がどうしてもこだわってしまい、そこで立ち止まってしまうのは歴史の時間で教えあれる歴史以外に、自分を取り囲む人たちから口で伝えられた歴史があるからかもしれない。それは、軍部の堕落であり、戦中のプロパガンダであり、闇市であり、共産主義の脅威であり、天皇制がいかに日本の歴史において機能してきたかということである。ここで、これらの要素を書き出すとそれはほぼそのまま本書で記述された日本の姿となるのだが、なにかが違う。ああ、いまでも祖母が「なにがあってもロシアだけは信じられない。」と語っていたのを思い出す。旧帝国陸軍が大陸でなにをやってきたかについても、自分の体験として私に教えてくれた人もいた。それでも、私に口承歴史を伝えてくれた人々は、悲惨な歴史の中でも生き延びるためにその人たちが発揮した知恵と、自分の国と国の歴史に誇りを持つことの大切さであった。



 なんつーか・・端的にいえばぢみな負け犬根性が染み付いているのだろう。そして二度と立ち上がれないようにシステムの中に内在されている。それは軍国主義的なものに対する機制になったのだろうけど・・なんかハンターハンターでのキルアへの呪縛みたいなの思い出した。


 戦争を見てきた世代、あるいは戦争を通り抜けてきた人たちを見てきた世代の人たちはそういったリアリティがあるのだと思う。対して東さんや北田さんのそれからはそういうのが感じられない(印象論だが)。その辺がなんともゆるく感じる印象の元なのだと思う。




 んで、そういった「誇りを取り戻せ!」「日本独自のアイデンティティを!」みたいな話にたいしてはまゆつばだねってのも分かるけど

はてなブックマーク - finalventの日記 コメント欄 - 日本文化・日本的価値とは、おそらくイデオロギー


なんかびみょーですね。



 最後の中国うんぬんら辺は安全保障うんぬんや市場全体で中国に下るというわけではなく中国人の観光客やらファンド、不動産などの買い手が一時的に多くなった時期に日本人の誇りみたいなのが揺さぶられるのかな?、とか思ったのです。まぁ、「誇り」っつっても大正も明治も江戸の輪郭も分かってない人たちが「日本人独自の誇り」とかゆっても説得力ない気がするけど・・(自分含めて

 その意味ではこの辺とか絡むかも(景気変動によって外国へ出稼ぎの可能性が出てくること。それによって生じる日本人のアイデンティティやナショナリズムの変化など)


Espresso Diary@信州松本:株安に続いて何が起きるのか? - livedoor Blog(ブログ)


日経平均は、13,000円を割ったまま。反発は弱い。東京の百貨店の売上げもマイナスで、富裕層の消費が弱くなりました。たとえ世界の株価が持ち直したとしても、日本の成長力と起業力の弱さは隠しようがないので、日本株が強く買われるようには思えません。不動産にも翳りが出ているし、不動産投信もダメですから、08年の春〜夏にかけては、景気の落ち込みが多くの人々の目に見える形になりそうです。すでに松本の街では、QQショップやドトールが店を閉める状態ですが、多くの地方都市でも似たような現象が起きるでしょう。


こうなると日本人は、ますます稼ぎを海外に求めざるを得なくなります。内需の企業も、外需を求めて社員を外に出すでしょう。働き盛りの現役世代が外に出てゆけば、国内には高齢者、女性、子供が多く残ることになる。人材の玉突き現象が進んで、賑わう場所は更に限られてゆく。私は、株安によって、これまで書いてきたような現象が強まると考えています。

おそらく愛国心は、より先鋭化するか?外向きに転換するか?の、2つの方向に分かれてゆくと思います。内需の厳しさが明らかになっているときに、経済的な豊かさを求めるのなら、日本はアジアとの繋がりを重視しないわけにゆきません。





 とりあえずいまは「抱擁家族」(小島信夫)読んでます


posted by m_um_u at 11:57 | Comment(0) | TrackBack(1) | 政治このエントリーを含むはてなブックマーク
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