2007年06月26日

まぐろぽりてぃくすのぎゃくしゅう

 昨日の妄想エントリ(マグロエコノミクス)を見ながら、当たらずとも遠からじかなぁ、とか思ったり。

 「妄想にしてはけっこうよくできてるかも」とかなんとか自画自賛。


 ポイントは、「消費的なライフスタイルが染み込んじゃってるんだから変更不可能ジャン?」、ってとこだろう。それはマグロ帝国側からの一方的な毒電波ってわけではなく、マグロ帝国の住人も悩んでる問題だったり。

 なので「一方的な搾取」ってことではなく、「みんな見えないシステムに踊らされてる」ってとこがポイントなのだろう。(「ハムスターは資本主義という車輪を回し続ける」)


 物語的な肉付けをするとすれば、たとえば「搾取されている側」である「やせた国」の住人が「ぷくぷく帝国」に乗り込んだらそこの国の人々は太っているということにはなんの価値も見出していなくて、「すごいね。きみ、スマートだねぇ(カニ腹だねぇ)」、と言われて戸惑うシーンなんかが思い浮かぶ。あと、ジムでダイエットに励むぷくぷく帝国の住人を見て、「なぜこの人たちはムダに体を動かしているんだろう?」、と思い悩むやせた国の人の描写とか必要かも。


 それに対して、一部の急進的ぷくぷく党員なんかは自分たちのぷくぷくさを自己肯定するために「世界をぷくぷくに変えてやる」とかなんとか言いつつ「ぷくぷくいずびゅ〜てぃふる!」な指標として「GNP(Gross National PukuPuku)」なるものを打ち出したり。



「太っている人たちは食べることのみを考えていて食べている間は幸せなんだ! 第一、ぽっちゃり系は安心感があるだろ? 世界がそういう人たちでいっぱいになれば戦争なんか起こらない!!」


 とかなんとか都合のいい理屈を打ち出してぷくぷく電波を飛ばそうとするんだけど、「君も太ればいいじゃん?」とか言いつつ自分の食べ物は他人に与えようとしなかったり...。



 じゃあ、最後の敵はその辺か?、っていえばちょっと違って、そういう人たちも一部のカニ腹スマーティーが垂れ流すぷくぷく電波に汚染されているだけなので犠牲者とも言えて、スマーティーはスマーティーで無意味な運動にあくせくしたり、仲間内の体面のために消費を続けなければいけなかったり....。


 んで、「けっきょくほんとの敵は誰なんだよぉぉおぉ」、みたいなことを叫びつつ夕暮れて終わる...のかな?


 あと、夕暮れて故郷に帰ってみたら、親友がぷくぷく党員に加わって住民搾取+援助物資の着服をしていてショック → 問い詰めたら「いままでほかのヤツもやってた。オレは席替え要員に過ぎない」とか言われて愕然、みたいなシークエンスも欲しい。



 とりあえず「誰も悪くない」というか「みんな犠牲者」みたいなのを伝わればいいかな、とか思う。



 ちなみに、マグロエコノミクスの上位政体としてマグロポリティクスがある。


THE MAGRO-POLITICS - 関心空間



 「打倒」ってことならここも考えないといけないけど.....たいへんだなぁ。。。


 


 そんなことを思いつつ某痛快うきうき通りの人の童話(?)を見てみた


うさぎ




[これはひどい]






 痛快うきうき通りとしては自分の垂れ流してきた「ポップ(消費)の勝利!」みたいな毒電波の贖罪のつもりなのかもしれないけど、「プラダの靴が欲しいの」だのなんだの言って浮かれてやがったのは事実だからね!


 だったらそのまま「こんどは子猫ちゃんのために南洋の島がひとつほしいなぁ」とかなんとか言って葉巻の島の首長と仲良くなる歌でも作ればいいのに、そこまでは踏み込まないんだよね。



 まぁ、彼はオルタナティブな王子様だから、常に時代に逆行というか、人の気持ちを逆なでするようなものをpublishしていきたいのだろう。


 そういう意味ではArtistっていえるのかも。



 ただ、思うのは


 この手のぽっぷみゅーじしゃんな人たちが改心して作る歌とか活動ってなんでロハスとか反グローバリゼーション(主に米国)とかそんなんばっかなんだろう?

 そんで、てめぇらのやってることと言えば、売れたら自分を支えてくれた女を捨ててほかの女とケッコンしたり、公然不倫略奪婚を成立させたり、「ながい間事実上の仮面夫婦でした」とかなんとか言ってファンをがっくりさせたり....。


 ってか、「改心して地球に優しいことはじめました」とかではなく、「私生活の悪行から目を背けるためにギゼン的なことはじめました」って感じなのかもしれない。




 っつーか、あれっすかね?サヨクってやつは昔からそっち方面の観念がゆるゆるなんですかね?(フリーセックスっていうか)

 そういや誰かが、「全共闘のやつらは運動が目的っていうかおせっくすが目的で参加してたんだ」、とかみもふたもないこと言ってたな。


 あと、学生運動と音楽の繋がりについてはこんな感じか?


小野和俊のブログ:全共闘世代30人と Web 2.0 を語り合う

学生運動 → 音楽活動でプロを目指す → 挫折してソフトウェア会社または学習塾を創業 というのがこの世代の人々の職業選択の典型的なパターンの一つであるらしい



 現在、主要なサヨク活動をしているぽっぷみゅーじしゃんは全共闘世代ではないわけだけど、その周辺にいる人々がその世代ってことでなんらかの思想汚染を受けてるのかも。




 って、そういう意識を持つことは悪いことじゃないけど、ベタにとまりすぎなんだよね..。
 
 

--
関連:
小沢健二 20,000 字インタビュー


muse-A-muse 2nd: バカサヨク、バカウヨクについて




そういや福耳さんも痛快な文章にはぷりぷりしてたな


福耳コラム - 彼はポルポトになるのだろうか


「ぷりぷり」っていうか、彼の痛快な作品が好きだったみたいなのでアンビバレンツな思いがあるのだろうけど...とりあえず、抽象度低いし、世界認識もゆるくて童話にもなってない感じはしますね。(ポルポトっていうかゲバラになりたいのかも。そのほうが葉巻の国の人には気に入られるし)




ちなみに言うと、ブータンなんかは「Gross National Happiness」を打ち出して、「経済力だけでは割り切れない幸福があるんだよ」みたいな痛快ウキウキ思想の代表例にされそうだけど、しっかり経済的発展は遂げてたりする

内藤センセも言ってたけど、清貧だのなんだの言ったって最低ラインでの経済的幸福ってのは必要だと思う。ただ、このときの内藤センセはちょっとパフォーマティブだったので突っ込みがけっこうあって、ほかのところで「アレはポーズです(笑)」って言ってはったけど。痛快な人もパフォーマティブな演出だったりする...(のかなぁ)




(とかなんとかいいながら先日カラオケで「痛快ウキウキ通り」を歌ったのはヒミツだw)
 




posted by m_um_u at 09:33 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
彼はただ、不勉強なだけなんじゃないかと思います。私生活でそうインモラルだとも聞きませんし。ただ、「リベラル市民運動」一般では、つまりルサンチマンを正当化するためにはじめに「反体制」ありきで敵を設定し、環境や反戦など誰もが反対しにくい大義名分を掲げて自分の影響力を増大させようとするパターンがないでしょうか。そして彼はそれに巻き込まれたんじゃないかと思います。

ぷりぷりというよりも、哀しいですね。悪魔の手先みたいに言われた…。
Posted by 福耳 at 2007年06月26日 15:53
そうですね。たぶん不勉強ということなんでしょうね。でも、小沢さんと言えば「天才」を売りにしてただけにちょっと哀しいですね。

「巻き込まれた」関連では童話を発表する前の期間のアメリカ逗留の間になにがあったか、とかも気になります。西海岸でしたっけ?西海岸だとするとあのあたりの「ろはすー」とか「反ぐろーばりぜーしょんんんn・・」とかの安易な流れの影響を受けたのかな、と。

いづれにしても「童話」にしては稚拙でしたね。ぼくは物語のフォーマットの中では童話をもっとも高く評価してるし、その影響力を深刻に受け止めているので、その辺はすこし厳しくなってしまいました。
Posted by m_um_u at 2007年06月26日 16:56
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