2007年05月20日

珈琲は「もう一杯」?

 巡回先で喫茶店エントリが重なったのでちょっとつれづれてみよう


kakihara.org - blog : かへ


藩金蓮の「アダルトビデオ調教日記」 - 喫茶店で、珈琲を


 金蓮さんのところは古きよき喫茶店でのぜいたくな時間について。対してkakiharaさんのところはオンラインコミック「かへ」の紹介(古くてよいものと新しくてよいものの接合)。


 ウチはもともと喫茶店をやっていたのでこういうのを見るといろいろ思うところがあったり。


 ウチの喫茶店はけっこう古くからやっていて、それなりに細々と続いていたんだけど10年ぐらい前にやめた。いちお広島の中心部でやっていてそれなりに客足もあったんだけど、やはり水商売というのは景気の波を受けやすいので。これから先どうなるか分からないし、相続税とかの問題もあるし・・(うんぬん)。

 詳しくは聞いてないけど、「中心部」ということでその他いろいろな税金もかかってたのかな?土地とビルはウチと親族かなんかの折半なのでテナント料はかからないんだけど、これから先もほそぼそと続けていくには未来が見えなかったというか・・。

 っつーか、ウチの一族ってコーヒー嫌いなんだよな

 だって苦いし。黒いもんな(「黒」は自然界では「食べてはいけない」の印のはず)

 
 最近だとそれなりに飲めるようになったけど、ウチの一族で「コーヒーを飲みに喫茶店その他に入る」などという行動をする人はあまりいないように思う。「ケーキを食べるついでに」とか「訪問先で出されたので仕方なく」とかならあるけど。(っつーか、ぼくは訪問先でも断るわけだがw)


 そんなこんなな一家がなぜ喫茶店などを始めたか?そしてどうして続いたのか?


 「なぜはじめたか?」については定かではないけど、当時(60s)は「それなりに儲かるもの」って感じだったらしい。「喫茶店」ってなんだかオシャレげだったので。

 女給さんとかボーイさんとかも雇ってけっこうでかくやっていたらしい。

 んで、近くに立派な古本屋もあって、そこで買い物したお客がその本を読むために立ち寄ったり、あとはお買い物客がちょっと寛ぐために寄ったり。(けっこう有名だったのかなウチは)


 まぁ、「純喫茶」って感じで落ち着いた造りだったしな。ウッドベースで店内がちょっと薄暗かった。そういうところがよかったのかもしれない。(隠れ家的で)


 んで、「なぜ続いたか」だけど。これは逆説的なんだけど、「コーヒーが嫌いだったから」、ということみたい。「コーヒーが嫌いだったので味をいじらなかった(味が変わらなかった)」ところが良かった、と。

 そういや、かなり濃いコーヒーの匂いしてたもんなぁ(ぼくなんかはそれが苦手だったわけだが)。


 でも、不景気の煽りとか高年齢化で辞めた。あと、喫茶店ということにそれほどの思い入れがなかったから、かな? はっきりと確かめていないけどそういうことかもしれない。店自体には思い入れはあったんだろうけど、喫茶店という形態事態はビジネス目的で始めたものだったし。客商売も元々そんなに好きではない。そういうことで辞めたみたい。


 「それほど儲からない」っていうのもあるけど、これから先続けていくとなると相続税払わないといけなくなるのであんな細いツルじゃムリだしな。そういう訳で老舗はつぶれざるを得ない。

 広島の中心地のアーケードにある老舗がどんどん潰れて、その後にケータイ屋とかコンビニとかが入っていったのはそういう事情。「ケータイ銀座」なんて揶揄されたりもするけど、その辺のことについて個人事業主レベルではどうしようもない。

 つっても、呉服とか太いツルもってるところは続けておられるけど、そのほかの店(ボタン屋とか昔ながらの靴屋)とかはこの一代で終わりだろう。


 老舗を続けさせたいのなら法人適用かなんかして税金免除してくれたらいいのに。そういうことはせずに「美観がぁ〜」とかよくわからないことばかり言う。ほんとによく分からん。

(「法人化」なんてのは言い過ぎにしても、店の継続契約と引き換えの共済なんかはあってもいいように思う)



 んで、いまは「カフェカフェ」できてきてるわけだが、ああいうのを見ると元喫茶店屋の子供としてはけっこう複雑。



 代表格は例のスタバなわけだが。これが広島の地下街にできたとき、溢れるほどの人が並んでいるのを見てすごくびみょーな気持ちになった。(「なぜスタバに並ぶ?」、と)


 まぁ、それが消費者心理というものなのだろうけど。いまはスタバほか似たような店もいっぱいできて落ち着いたけど、やっぱカフェ全盛って感じで喫茶店なんかは見ない。あるとしてもある程度大手のチェーン系のとこばっかだ。個人のところは見ない。

 つーか、中心部では見ないだけで、ちょっと外れたところに行ったらあったりする。・・やっぱ税金の関係なのかなぁ。。



 でも、喫茶店やりたがってる人ってけっこういるみたいなんだよなぁ。母の知り合いの人も定年後にわざわざ銀座で喫茶店やり始めたらしいし・・。まぁ、道楽って感じみたいだけど。そんな感じの道楽でもない限り個人で喫茶店やっても儲からないと思うんだけど。でも、こんな感じでなんかコースみたいなのあるみたいなんだよねぇ


カフェ・喫茶店経営、開店支援の学校<リライブ>オーナー総合コース



 初期費用その他についてはこんな感じか


喫茶店経営 | 職業調べに職業紹介図鑑 | 喫茶店経営になるには?


喫茶店主になるには、食品衛生法の許可は店舗所在地の保健所に申請し、営業届出書は税務署に提出します。 初期投資の資金は500〜1000万円が相場で店の規模、立地、賃借料、備品代 に使われます



 いちお、「教えてgoo」に質問があって回答寄せられてるけど


教えて!goo 喫茶店の経営で50代夫婦が暮らしていくためには?


 ド○○ルとかだと原価率5倍ということでよさそうなんだけど、なかなか回転しない、と。必要回転数なんかについては記載されてないのでよく分からんな。(まぁ、各店舗の固定費・変動費、それに応じた客単価の設定なんかによって違ってくるのだろうけど)。あとはサイドビジネスの必要性について。



 印象として、「個人の趣味」ってことだと儲からない業態だと思う。よくてトントンからちょっと赤字ではないか? それなりに儲けようと思ったらなんか付加価値(差別化)つけないとキツイだろうな。


 Espresso Diary@信州松本の斉藤さんなんかはいろいろな情報収集をして、豆をわざわざ取り寄せ(あるいは現地買い付けだったか?)するぐらい経営努力をされてる方だけど、それでもサイドビジネス的に投資という形でポートフォリオみたいなの組んどかないとやってけないみたいだし・・。


 それが現実だと思うけど、カフェ学校ってなんなんだろう・・?



 やっぱよくある「若者の夢食いつぶし業」みたいなやつだろうか?(偏見)




 ・・こわいなぁ



 
 でも、カフェちょっとやりたいよね(・・って人は一日カフェとかで満足してはどうでしょうか?)



 つーか、古本屋とカフェって一緒にできないのかなぁ (って、ぐぐったらけっこうあるな

 あと貸本免許なんかも取れたらとっとくといいかも。(んで、気に入ってもらったら古本系で販売)


 喫茶店にこだわらずに、それほどかさ張らない創作系のビジネス空間をシェアするとかっておもしろいかもしれない。こんなのと絡めて


muse-A-muse 2nd: ミクシコミュのビジネス利用ってどうなってるんだろう?



 「空間自体をプロデュースする」って感じ。なのでオプションは喫茶店でもなんでもいいのもしれない。



 
 あと、喫茶店とカフェにはそれほど興味ないけど名古屋喫茶にはいってみたい


名古屋の個性派喫茶店ベスト5 - [名古屋]All About


 あとネコとか。つーかネコとか。さらにネコとか



 時代はcafeではなくcatsなのかもしれない(あるいはcafeかつcats)
 



posted by m_um_u at 08:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記このエントリーを含むはてなブックマーク
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