
色彩論 (ちくま学芸文庫) -
noteに軽くメモってたんだけどあとで検索して参照するのにせるくまするならこっちにエントリしといたほうが楽だろうと思ったので移植。
ふせんのとこ読み返してみて、やはり当初の読み通り「カントやニュートンによって規定・定義されたことから漏れる観測的なものを色彩と光学に関しての経験則から表そうとした」ということだったようにおもった。ディレクトリとしては形態学的関心のひとつだろうけど、それがどのように色彩とつながってるのか?ということについてのはっきりとした言及はなかったので推測に留めるに、「変化」「うつろい」のひとつのわかりやすい事例として「色彩」があったのかな?ということ。染めや陶芸などではとくに色は変化していくのがよくわかるし。そのほかにも錯覚現象とか触れてたけど。
この本は錯覚的なものをゲーテが記述したところが事実確定的なポイントになってるのだろうけど、そこがこの本の醍醐味ではなくて、やはり以前にもいったようにこの本自体は研究ノート的なものにすぎなくてそのことはゲーテも言ってる(「これは経験則だ」みたいなの)。そういった部分、ニュートンやカントみたいに命題→仮説→確定みたいな論文形式ではなく、それ以外の印象なところをメモって言ったところがポイントだったかな、と。なのでそういった定説がある分野で定説をひっくり返すべく新説をあらたにつくっていこうとしてるひととかには参考になったり共感したりするところがあるかなとか。あるいは染めや器の職人。
色相環的な色の流れ、変化というのは器の場合は特になんとなく意識しつつもどういう現象なのか?ということについて職人独力では言語化→思考が追いつかないとこがあるようにおもう。化学的には説明されてるかもだけど、その哲学的意味みたいなの。そこを思考したものとして、ぢみに味わいがあるものだったのではないか?自分が器とか焼いてたら、あるいは薬用になった時にもういちど紐解いてみたいような…。酸化焼成とか還元焼成とかと当てはめて(ゲーテは酸化によって赤などの明るい色に向かう現象をして「高進」となづけていた)。
「全体としては形態学的なサブディレクトリな関心ではないか?」をもうすこしすすめると、形態学的な関心、変化についての関心というのは同時に「変化しつつも変わらないもの」が前提にあったのではないか。
「変わらないものがありつつも変わっていく」「しかし変化の中で同一のものを残している」
ゲーテの形態学的な興味がそういったものに根ざすとすると、ギリシア哲学におけるタレースにおける水への関心、ヘラクレイトスにおける火への関心にちかいのかなとか。
まあとりあえず形態学の方はそのうち読み進めるとして、この流れで「ゲーテとの対話」、三木成夫あたりを読み進めよう。(ついでにゲーテの植物学、鉱物学的なものも) → 「森のバロック」、「石が書く」(カイヨワ)
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花の色はうつりにけりないたづらに|m_um_u|note
https://note.mu/m_um_u/n/n0707fbbdfa0e
花惑い|m_um_u|note
https://note.mu/m_um_u/n/n666ecd226fa2
flowers for|m_um_u|note
https://note.mu/m_um_u/n/nc68f917a5f5b


目線が違う感想にすごく勉強になりました。
と、ちょっと意味がわからないくらいです。笑
カラーセラピストととしても個人的にも刺激になりました。
他にも気になる題名がたくさんあったので
興味深いです。
ヒカルさん応援しています。