2007年04月30日

モバイルコミュニケーション周辺で気になること諸々 (FONとかtwitterとか)

 前回の海外メディアの動向関連で。マスメディアとは関連しないんだけど、なんかこんな情報入ってきてたのでちょっとアウトプットしとく。(諸々の関連物件含めて)



Time Warner customers get Wi-Fi hotspots - Yahoo! News



 Time Warnerがケーブル部門の外部性をFONに開放したらしい。「いずれもっと安いネットワークができたときにユーザーがそちらに移るのを避けるため」、とのことだけど大胆な決断なように思う。っていうか、合理的かつ大胆といったほうが正確か。


 と、いちおFONについて説明すると(面倒なのでそのまま抜粋)


FONとは - はてなダイアリー

2005年11月にスペインで始まったプロジェクト。

スペインのベンチャー企業Fon(CEO兼ファウンダ Martin Varsavsky氏)が全世界のアクセスポイントを共有することを考えたプロジェクト

その中核になるのがソフトウェア「Fon」とこのFonが搭載されたアクセスポイントLa Fonera。

FONの会員は"Fonera(フォネラ)"とよばれ、Foneraには、自身も使いつつ他のFoneraに対して無料で無線LAN環境をシェアする「Linus」、自分の無線LAN環境を有料で提供する「Bill」そっして、FONの無線LANを有料で使用するのみの「Alian」の3種類がある。

FONが提供するのはアクセスポイントとその中のソフトウェアそして、Foneraという会員組織のみで、インターネットに接続するところは現状のISPのインフラをそのまま使うことになる。

Fonはskype、googleからも出資を受けている。



 簡単に言うと、オープンソースの帯域版みたいなのです。もしくはグリッドコンピューティングの帯域版。(その意味ではP2P的なのかな?)

 オープンソースというか帯域のシェアユースといったほうがいいか。

 PC使ってないときに自分ちの帯域(無線LAN)が遊んでるのってもったいないと思いませんか?

 それに対して、外に出たときにお金払ってまで無線LAN使うのもなんだかなぁ、って
(ホットスポットもほとんど機能してないし)


 そんなお悩み解決が「FON」というシステム。


 これに登録しとくと外に出たときに他人様の無線LAN帯域を使わせていただける、と。



 これはムチャクチャ便利っぽいですな



 FONのルーターの設置方法についてはこちらでまとめてあります



Going My Way: FON ルーター La Fonera を設置して Linus になる


 関連でこんなのとか


九十九電機「WiFi Phone」:FONでSkypeが使える無線LANケータイ : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)




 んで、こういうのの利用を促す社会的な動向として以下のようなものがあります



10倍速無線LAN 5月に解禁 こんなのどうでしょう(※以下、朝日の記事の孫引き)


ケーブルを使わずにインターネット接続できる無線LAN(構内情報通信網)の通信速度を10倍以上に高め、光ファイバー通信並みの速度を実現する高速無線LANが、5月に解禁される。


(中略)

夏までには電機メーカーなどから対応商品が発売され、だれでも利用可能になる見通しだ。無線LANの通信速度は現在、毎秒10メガビット程度だが、使える電波の帯域幅を広げ、伝送方式を改善することで毎秒100メガビットの実効速度を実現する。



 でも、これに対してはびみょーな見解が多いみたいで「実速は光ファイバー並みにはならねーだろ」ってのがコンセンサスになってるみたいですな


 それとは別に、「無線関連のネットワークが今年あたり来るんじゃないか」系情報としてこんなのが気になりました。



ケータイ同士が直接相互接続する日 − @IT


 ケータイの端末同士がサーバを介さずにピア・トゥ・ピア(P2P)で接続し、通信を行う



 と・・。


 BlueToothってわけでもなくP2Pで繋がるってことみたいです。んで、サーバを介さないので同期的な情報交換が可能、すわなちタイムラグなし、と。


 これはかなりすごいですね


 なんかBREWアプリで現在はauのみ対応らしいのですが

 これは、ベンチャー企業の“ヨシダカマガサコ”(株式会社吉田鎌ヶ迫)が開発したP2P通信ミドルウェア「Spear」(スピア)のデモンストレーション映像だ。Spearは、携帯端末向けに開発されたソフトウェアで、現在はauの携帯電話端末で採用されているアプリケーション実行環境“BREW”(ブリュー)に対応しており、TCP/IPのソケット通信を用いた端末同士のP2P接続のためのインフラを提供する。



 これがデファクトとってデフォルトになるとかなりすごそう。


 技術的なところ確認してないけどP2Pだけではキツイようなところは無線LANで補うみたいなことも可能なのだろうか?(あるいはその逆的なことも)


 とすると、「いよいよもって広帯域無料高速ネットワークの実現か?」、って感じでかなりワクワクするんだけどどうなんだろう・・?



 spearを介したP2Pコミュニケーションの具体的な利用場面としては以下のようなものが想定されてます。


 例えば、互いに位置情報をリアルタイムで把握しながら画面の地図上を歩く時代が来るだろう。待ち合わせ場所で「どこにいるの?」と声でやり取りする必要がない。あるいは、パーティーの様子をストリーミングで多数の端末に向かって配信する時代も来るかもしれない。タッチパネルを備えた端末であれば、ホワイトボードを共有し、絵や図を描きながらコミュニケーションすることもできる。

 テキストメッセージはもちろんのこと、音声、画像、動画、GPSによる位置情報などをダイレクトに端末同士がやり取りできる世界は、実は技術的にはもう実現してしまっているのだ。




 ここでピンとくるのが近頃流行のtwitterっすね。


twitterとは - はてなダイアリー
 

 140字限定の一言ブログ的な感じのもので、チャットのログもアーカイブできる、と。ポイントは友人間のネットワークを介したコミュニケーションがsnsやblogよりもゆるい感じで展開できるところにあるみたいです。

 つまり、「読み逃げ問題(あるいはメール即レス問題)」とか「相互承認欲求の不安」とか「同調圧力」みたいなものがない、と。


ARTIFACT@ハテナ系 - 独り言を書けるネットのツールの需要


 
 新しもの好きなのでなんとなく参加しつつも特に使う方向性も感じられずもてあましているtwitterなんですが、ここで画像・音声・動画データが貼り付けられると強くなるように思います。


 twitterのコミュニケーションというのは上記した文字限定が原因となっているのか結果となっているのか分からないんだけど、なんかてきとーな短文を介した状態確認ってのが多いみたいなんですね。こんな感じで


僕がtwitterにハマる理由 - F's Garage typeC



 最近流行してきた「エモーション確認」的なものに近いように思うんですが、簡単に言えば「文字打つのめんどい」とか「なに書いていいか分かんない」を解決するメディアコミュニケーションチャネルが求められているように思えます。


 それの社会的意味についてはちょっと思うところもあるけどまぁ置きます。(拙速に「短文無脳」的言説を弄するつもりはないです)



 んで、そんな感じのtwitterあるいはそれに代表されるコミュニケーションモードの変化に対応する形で、メディアを介したコミュニケーションがテキスト型のものから動画・音声的なものに変わったほうが楽になるだろうなぁ、と思うわけです。



 「思うわけです」っつってもそんなの大分前から言われててYouTubeの隆盛なんかその代表なわけだけど、それとは違ってもっと分節化したコミュニケーションモードとして「モバイル(ユビキタス)で気軽な状態交換」というのが求められているように思うんです。

 「さくさくっと動画を交換しあえる」みたいな感じの。



 そういうわけでtwitter型コミュニケーションはそういう方向に向かうと思うんだけど、その前提として回線速度の問題がある。でも、上記してきた感じで、その辺はなんか変化してきているなぁ、と。






 まぁ、そんなこんなです




(そういやtwitterってskypeのチャットログにも対応してるのかなぁ? っつーか、skypeの音声ログとれるようになるとすごいな)



posted by m_um_u at 19:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記このエントリーを含むはてなブックマーク
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