2007年02月24日

バブルについての覚書き

 lifeの「バブルとは」の回での柳瀬さんの説明が分かりやすかったのでメモ。

バブルとは、
<基本的に投機などの見えない儲けが実体経済を追い越している状態>

80〜80年代後半バブルの流れは

(1)車とか家電とかを外国に売ってウハウハ(円安を利用して儲かる)


(2)外国が怒って「日本も同じ土俵に立て」、と言う(プラザ合意)。この段階で決まった為替レート(1ドル=120円ぐらい)がいまも残ってる感じ。


(3)それまで円安を利用して外国からの収入で儲けていたのが儲からなくなる(工場なんかが設備投資とか控えてなんか貧乏げ)

(4)仕方がないので金利を下げてお金をいっぱい借りれるように誘導する。(⇒内需拡大目指す)


(5)お金を借りてお金持ちになったけど投資先がない(この段階の日本で大体の商品が揃ってしまっていたので設備投資先が見つからない)。仕方がないので「そのうち利益が出るであろう」土地とか株とかに投資する(⇒含み資産)。

(6)「そのうち利益が出るであろう」ところへの投資が積み重なって名目上とんでもない価値になってるように錯覚する(ex.「東京の地価でアメリカ全部が買える」)




そんな感じ


はじけたところの経緯は聞いてなかったけど、実体経済がないのだからはじけても仕方ないなぁ、と。


あと、面白かった点として

・バブルの恩恵を受けたのは土地や株式などの投機財を持っていた一部の人、もしくは一部の管理職ぐらいで、それ以外の人にはそれほどのバブルの影響がなかった(その意味では格差社会)。


・「バブル」のイメージとして「ジュリアナ」とか「お立ち台」「扇子」なんかが挙げられるが、実際にあれらの流行が訪れたのはバブルがはじけた後だった
(※「ジュリアナ」ブームは90年代、バブルはそれ以前にはじけている)


・初めてバブル(bubble economy)という言葉が使われたのは1700年代のイギリスの経済動向に対して。有名なバブルの例として「チューリップバブル」(オランダ)なんかがある。チューリップの価格が土地の価格よりも高くなったらしい。






んで、

流動性の罠(@Wikipedia.jp)


量的緩和政策
(@Economic Lovers Live)



翻って現在の状況を見ると、

(1)設備投資を促すように税制を優遇

(2)ビルを建てさせるために税制を優遇(※2011までだっけ?)

(3)ゼロ金利 ⇒ 日銀による金利引き上げ(お金が巷に流れなくなるの?)
cf.
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20070222#p1



--
追記:
池田センセのところでバブルがはじけた経緯(とその後の流れ、1985〜2003)についての経済学的説明が出てたのでクリップ
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/357f4c9da91b0a900f22efcc27328f03


裏はよく分かんない





タグ:日本社会
posted by m_um_u at 12:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経済このエントリーを含むはてなブックマーク
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