2010年08月31日

郊外化の未来について (広島の流れとか)

昨日のエントリでなんかちょっと残尿感があるのでもうちょっと



「今年の夏俺全身ジャスコ〜♪」、と彼女は言った: muse-A-muse 2nd
http://muse-a-muse.seesaa.net/article/161061791.html



結論としては、「東京にせよ地方にせよ目先の欲望に振り回されてるんじゃなくて自分の頭で考えて行動して生の体験していけばいいんじゃないの?(それだったらなに着たって格好いいだろうし)」、ってところ

これ自体はわりとありふれたところに落ち着いたなぁと思ってなんかモニョった。



そんなこと言いたかったっけ?



「地方都市の消費の郊外SC偏重化(郊外化)は地方だけの問題だけではなく東京みたいな都会の問題でもあるのだよ」ってこのテーマをもうちょっときちんとギロンする場合、コンパクトシティの話なんかが出てくるだろう。



コンパクトシティ - Wikipedia
http://bit.ly/9shMhb



「SCは地代の安い郊外に集まる。それがゆえに都市の中心部が空洞化していく」という問題。それに対して

都市郊外化・スプロール化を抑制し、市街地のスケールを小さく保ち、歩いてゆける範囲を生活圏と捉え、コミュニティの再生や住みやすいまちづくりを目指そうとするのがコンパクトシティの発想である。1970年代にも同様の提案があり、都市への人口集中を招くとして批判されていたが、近年になって再び脚光を浴びるようになった。再開発や再生などの事業を通し、ヒューマンスケールな職住近接型まちづくりを目指すものである。



消費者としてはどういった効用があるのかいまいちつかめないんだけど続けると


自治体がコンパクトシティを進めるのには、地方税増収の意図もある。例えば、地価の高い中心部に新築マンションなどが増えれば固定資産税の増収が見込まれ、また、都市計画区域内の人口が増えれば都市計画税の増収も見込まれる。すなわち、同じ自治体内の郊外から中心部に市民が住み替えるだけで地方税の増収に繋がることになり、経済停滞や人口減少が予想される自治体にとってコンパクトシティ化は有効な財源確保策と見られている。



「都市部にマンション建てさせて固定資産税狙う」、と。つまり「周りのSCはそのまま買い物どころとして機能させ真ん中に人を集める」って感じか。デパートみたいな大型店舗ではなく個人営業の店なんか集めて質的な商品提供を狙うってとこなのかのぅ…。



自分としてはいまのところの郊外化の問題は「ニッチな商品が買えない」「(ファミリーの車移動を想定しているSCは)高齢者が移動的に困難」ってとこかと思ってるんだけど、そういうのも改善されていくのだろうか? 広島の場合、後者は近隣駅から送迎バスで対応してたりするけど。



高齢者関連で言うとコンパクトシティ構想のほうでも問題があって


1. 公共交通網がある程度充実していること
2. 中心市街地である程度文化活動が盛んであること
3. コミュニティが存在していること
4. 観光地としても成立しうる資源を持ち人々が流入する要素があること



がその要件ってことだけど、公共交通機関が発達していない都市ではどうすべきか?

その場合は既存のSCを質的に向上させる、というものが考えられる。


その場合の「質的向上」というのは「消費アイテムの選択肢を広げる」ということのほかに「地元にとけこむ」って流れも考えられたり。


ライフスタイルセンターの未来 ≪ Soul for Sale
http://blog.szk.cc/2010/08/13/the-future-and-past-of-lifestyle-centers/


サンストリート亀戸、たつかしん、ダイシン百貨店みたいに地元密着型のコミュニティ機能を内包したSC、あるいはデパートとして機能しているところがありモデルケースになり得る。





最後に現在帰省してる広島の様子と照らし合わせてみよう。



久々に帰省したらあらためて「現在の広島はもともとの繁華街(紙屋町)を中心に東西南北にSCが展開してるなぁ」と思った。あと、それぞれのSCへのアクセスを良くするための道路開発とか。


そんでこれからの広島の都市開発はだいたいこんな感じみたい(元ページ見にくいので抜粋)


ぶらぶら広島ウォッチング 広島都市圏の年表 No.2
http://hiroshimagogo.blog8.fc2.com/blog-entry-254.html



Cブロック 2007年度末 着工
矢野中央線道路整備事業 2008年 完成
都市計画道路西原山本線(2工区) 2008年前半 完成
Garden*GardenT24階 2008年6月 完成
宇品アーバンプロジェクト25階 2008年8月 完成
西広島バイパス廿日市高架  〜2008年頃 完成
新球場周辺の道路整備 2008年度 完成
広島市新球場 2008年度 完成
西部臨海ポンプ場 2008年度 完成
広島空港CATVa 2008年度 運用開始
Garden*GardenU32階 2009年6月 完成
広島駅前Bブロック 2009年頃? 完成
◎広島駅前Cブロック 2010年度末 完成目標
畑口寺田線外1路線 〜2009年頃 完成
現球場跡地利用 2009年度 事業着手
若草町地区市街地再開発事業 2009年度 完成
広島高速2号線 2009年度 完成目標
広島高速3号線(宇品〜吉島間) 2009年度 完成目標
宮島水族館建て替え 2010年4月 完成
駅前線(五日市) 〜2010年頃 完成
古野バイパス 〜2010年頃 完成
向洋駅周辺地区土地区画整理事業 2011年 完成
広島市東部地区連続立体交差事業 ?年 完成
広島高速5号線 2012年度 完成目標
段原再開発・東部地区 2013年度 事業完了
広島高速3号線(吉島〜観音間) 2013年度 完成目標
可部バイパス 〜2013年頃? 全線供用(暫定)
新交通西風新都線 〜2015年頃? 完成
西広島駅北口地区再開発 〜2015年頃? 完成
東広島バイパス 〜2017年 全線供用(暫定)
安芸バイパス 〜2017年 全線供用(暫定)
広島南道路 〜2017年頃? 部分供用(暫定)
東広島呉道路 〜2017年頃? 全線供用(暫定)
岩国・大竹道路 〜2017年頃? 全線供用(暫定)
都市計画道路長束八木線(3工区) 〜2018年頃? 完成



やはり「とりあえず道路開発」って感じみたい。感覚的には「いままでの中心部の外縁に置かれていたところからのアクセスの利便性をあげる」って目標に見える。いままでの文脈から言うと「周辺SCへの郊外からのアクセスを上げる」って感じだろうか。

空洞化現象への対策としては駅前(Cブロック)開発なんかが挙げられる。


ぶらぶら広島ウォッチング 駅前Cブロック発表前に
http://hiroshimagogo.blog8.fc2.com/blog-entry-253.html

Cブロックってのは広島駅の新幹線口


「中心部へのアクセス」ということでは「新交通西風新都線 〜2015年頃? 完成」がそれに当たり「アストラムラインの環状線化のことかなぁ」とか思うんだけどこれも財政具合によってどうなるかわからないということなのだろう。




この辺が郊外化の未来に関する背景的な流れだろうけど、これについて考えたいわけでもないのでこの辺で。


次のエントリに稿を移そう





タグ:地方 広島
posted by m_um_u at 18:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会このエントリーを含むはてなブックマーク
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